阿弥陀仏とキリスト
眠れる獅子、日本。日出ずる国、日本復活に向けて!
阿弥陀仏とキリストの7つの共通点
(阿弥陀仏を研究した小島英伯より。)
1、両者の住んでいる場所の方向。
阿弥陀仏、西方十万億土に位置する「極楽浄土」キリストの降誕地、パレスチナ。
2、阿弥陀仏もキリストも、共に「命」「光」と呼ばれている。
阿弥陀経では阿弥陀仏を無量寿=永遠の命。無量光=永遠の光の仏と呼んでいる。
親鸞は「無量寿の仏を信ぜよ、その不思議なる光に帰依せよ。」と、言った。
キリストについて「言のうちに命があった。命は人間を照らす光であった。」ヨハネ1章1節
3、両者の人間を見る見方が同じ。
両者とも、人間は自力で救いに至ることが出来るほど、清く善良な状態ではない、と捉えている。「正しい者はいない。一人もいない。」ローマ人への手紙 3章9節
4、大日如来と神ヤハウェ
両者とも、もうひとりの偉大な存在者のもとで、人類救済の決意を固めた、ということ。
5、身代わりによる救い
無量寿経は阿弥陀仏が身代わりの修業をしたから、彼を信じる者は救われる。
聖書はキリストが身代わりの受難の死を遂げたから、彼を信じる者は救われる、と説く。
6、悪人が救いの対象
私たちはとかく善人が救われ、悪人は救われないと考えやすいが、イエスは「医者を必要とするのは、丈夫なものではなく、病人です。私は正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」と言った。
7、最後に、両者とも、救いを受けるのは、ただ信仰による、と説く。
阿弥陀仏による救いも、キリストによる救いも、救済者側の働きが救いの土台。キリスト教では、それを恵みと呼び、仏教では、他力と呼ぶが、意味は同じ。